国土交通省による住宅改修の補助事業。東京ライフサポート推進事業をご活用ください

東京都において高齢化が急速に進行する中、高齢者や障害者等がいきいきと暮らせる社会の実現を図ることはより重要になっており、高齢者等が、多様なニーズに応じて「すまい」を選択でき、安心して暮らすことができる環境の整備は緊急の課題でもあります。東京都における、高齢者が居住する住宅のうち、「手すりがある」「廊下などが車いすで通過可能な幅」「段差のない室内」など高齢者等のために設備がある住宅の割合は持家で約65%、借家で約30%となっており、高齢者が安全に暮らすことのできるバリアフリー化された住宅ストックが十分には形成されていないのが現状です。また、このような環境整備を計画・実施したいと考えても、専門家を住宅へ派遣し住環境調査・相談等を行うことは容易ではないと考えられます。このような環境を「東京ライフサポート推進事業」を活用することにより、住環境を改善し、家庭内での事故を予防し、各々が自立した生活を営めるように対処できればと考えるところであります。また、本事業の活用により地域で高齢者等を支える仕組みを構築するきっかけにも繋がり、地域の地域包括支援センター・社会福祉協議会・在宅介護支援センター・居宅介護支援事業所・訪問看護ステーション・訪問リハビリ・訪問介護・通所介護の事業者や医療機関等と連携し、状況の変化していく在宅生活を退院患者も含めてトータルにサポートできる体制整備ができるものです。